2012年6月25日月曜日

湾仔(ワンザイ)からマカオを望む




珠江は広東を流れる巨大な河である。長さこそ長江に及ばないものの流域面積はそれに匹敵するのではないだろうか。海へ流れ込む河口も何本もあり巨大なデルタ地帯を形成している。その東端が香港で西端が澳門(マカオ)になるだろうか。(香港からマカオまで高速フェリーで約1時間を要する)

珠海の湾仔から見ると、前山水道を隔ててマカオは目の前、対岸の人の動きまで見える。フェリーに乗れば、数分で着いてしまう。一国二制度と言っても、マカオは外国扱い、現地の人でも渡る資格がない人も多いのだ。私など日本人(外国人)はその点自由に行き来出来る。

私のVISAは連続一ヶ月までしか滞在が許されていないが、都合で一ヶ月以上滞在したい時もある。そんなに時は、この湾仔で出国手続きしてフェリーに乗る、マカオに着き入国手続きを済ますとすぐに出国手続きをしてそのまま折り返しのフェリーに乗り湾仔に戻り入国手続きをする。これでパスポート上は一旦海外に出たことになるから、引き続きまた一ヶ月中国に滞在することが可能となるわけだ。

とりあえず合法とはいえ、マカオに行くことが許されない人達から見れば、とんでもない事かも知れない。   
写真は湾仔(ワンザイ)から澳門(マカオ)を望む。マカオ側にある尖塔はマカオタワー、写真の右側にある建物は国境なので、歩哨所と思うが、いつも無人のようだった。 

0 件のコメント:

コメントを投稿