2012年6月27日水曜日

澳門街


湾仔にある澳門街



湾仔に澳門街と名付けられた場所がある。マカオの観光スポット セントポール教会の前面外壁とかセナド広場や市庁舎などを下手に矮小化して真似ているのだ。フェリーに乗ればすぐにマカオに入国出来るし、素晴らしいセナド広場や壮大なセントポール教会の外壁にも出会えるのに。
物まねの得意な中国人が客寄せ目的で作ったのだろうと、最初に思ったのだ。しかしちょっと待てよ・・・

  マカオに行きたくても行けない人達も多くいるのだ。細かい規定は知らないが、地元の人間でも行けない人がいるのにまして内陸部から出稼ぎに来ている人など無理な話なのだろう。目の前に広がるマカオ街並みを見ながら、入国出来ない、中国側で食事でもして、帰るしかない。
マカオをバックに記念写真を撮ってもらっている家族はそんな人達なのだろう。

それならイミテーションの教会壁面なども存在する意味があるのではないだろうか。 
記念撮影をしてもらっている家族
本物のセントポール教会前面外壁

2012年6月25日月曜日

湾仔(ワンザイ)からマカオを望む




珠江は広東を流れる巨大な河である。長さこそ長江に及ばないものの流域面積はそれに匹敵するのではないだろうか。海へ流れ込む河口も何本もあり巨大なデルタ地帯を形成している。その東端が香港で西端が澳門(マカオ)になるだろうか。(香港からマカオまで高速フェリーで約1時間を要する)

珠海の湾仔から見ると、前山水道を隔ててマカオは目の前、対岸の人の動きまで見える。フェリーに乗れば、数分で着いてしまう。一国二制度と言っても、マカオは外国扱い、現地の人でも渡る資格がない人も多いのだ。私など日本人(外国人)はその点自由に行き来出来る。

私のVISAは連続一ヶ月までしか滞在が許されていないが、都合で一ヶ月以上滞在したい時もある。そんなに時は、この湾仔で出国手続きしてフェリーに乗る、マカオに着き入国手続きを済ますとすぐに出国手続きをしてそのまま折り返しのフェリーに乗り湾仔に戻り入国手続きをする。これでパスポート上は一旦海外に出たことになるから、引き続きまた一ヶ月中国に滞在することが可能となるわけだ。

とりあえず合法とはいえ、マカオに行くことが許されない人達から見れば、とんでもない事かも知れない。   
写真は湾仔(ワンザイ)から澳門(マカオ)を望む。マカオ側にある尖塔はマカオタワー、写真の右側にある建物は国境なので、歩哨所と思うが、いつも無人のようだった。 

2012年6月23日土曜日

ライチー(荔枝)



この季節になると思い出す。ライチーの味
日本の果物屋でも時々見かけるが、量も少なく、価格も高い、本来はそんなに高級な果物ではないはず。
中国珠海では季節になると果物屋に山積になる。種類も色々、小さいものから大きいのはピンポン玉ぐらいの大きさだ。値段もやすい。  確か1kg で10元(約150円)だったと思う。うんと甘いとか酸っぱいとかではなく、ちょっと物足りないような甘さと酸っぱさなのだが、冷やして食べると止まらなくなるほどだ。これは新鮮で量が多いからいいのであって、日本で少量購入して食べても欲求不満になるだけ。 

写真は湾仔(ワンザイ)地区に出来た臨時の売店 

珠海




珠海(ZHUHAI) を紹介します
深セン地区のような高温多湿な地域と異なり、ここ珠海は海洋性というか深センのように常にどんよりした気候では無く、明るくカラリとした感じがする。特にこの海岸地区は公園になっており道路の名称は「情侶路」Lover Roadと洒落ている。
この写真は海岸沿いに建てられた高層マンションのベランダから撮影した。
波の穏やかな湾内には歩哨所が突き出てアクセントになっている。たぶん珠海一番の絶景。